キャンプ用ポータブル電源、人数別に容量を選ぶのが正解だった
キャンプ用のポータブル電源で悩んでいませんか? 「どの容量を買えばいいかわからない」「大きすぎて持て余した」——僕も最初の1台選びで失敗してそのまま放置した経験があります。
キャンプに持っていく容量は「人数 × 使いたい家電」で決まります。ソロなら300Wh前後、デュオなら600〜700Wh、ファミリーなら1,000Wh以上が目安ですね。これを先に知っておけば、選択肢がぐっと絞られますよ。
キャンプにポータブル電源があると変わること
電源サイトに縛られなくなる、これが一番大きいですね。サイトを選ぶ自由度が上がります。具体的には:
- 夏キャンプ:扇風機やポータブルクーラーで暑さを凌げる
- 冬キャンプ:電気毛布やホットカーペットで夜を乗り切れる
- 調理:ホットサンドメーカーや電気ケトルを使える
- スマホ・PC充電:連泊でも充電切れの心配なし
- 照明・映画鑑賞:プロジェクターも動かせる
去年の夏キャンプで試してみたら、扇風機を夜通しつけたまま眠れたのが正直かなり快適でした。暗くなってからスマホで映画を観て、そのまま充電しながら寝る。「アウトドアらしくない」という意見もわかるけど、快適なほうがいいと思ってます。
容量(Wh)の計算方法
ポータブル電源の容量は「Wh(ワットアワー)」で表されます。「消費電力(W) × 使用時間(h)」が必要なWhの目安です。
40Wの扇風機を5時間使うなら 40W × 5h = 200Whです。ただしバッテリーの変換ロスが約15〜20%あるので、計算値の1.2倍を見込んでおくのが現実的ですよ。
キャンプ家電の消費電力早見表
| 家電 | 消費電力の目安 | 1泊の使用時間目安 | 必要容量 |
|---|---|---|---|
| スマホ充電 | 15〜20W | 2時間 | 約40Wh |
| LEDランタン | 5〜10W | 6時間 | 約60Wh |
| 扇風機(小型) | 20〜40W | 6時間 | 約240Wh |
| 電気毛布 | 40〜80W | 8時間 | 約640Wh |
| ポータブル冷蔵庫 | 40〜60W | 24時間 | 約600Wh |
| 電気ケトル | 800〜1,200W | 0.1時間 | 約100Wh |
| ホットサンドメーカー | 500〜700W | 0.3時間 | 約200Wh |
ソロ・デュオ・ファミリー別の容量目安
ソロキャンプ:300Wh前後でOK
スマホ充電とLEDランタン程度なら250〜400Whで十分です。重量も3〜5kg程度でリュックに入るサイズ。持ち運びを重視するなら迷わずこのクラスを選んでください。
デュオキャンプ:600〜700Whが快適ライン
2人分のスマホ充電に加えて扇風機や電気毛布を使うなら600〜800Whですね。車載なら重量7〜10kgでも問題ありません。このクラスは選択肢も多く、コスパのいいモデルが揃っています。
ファミリーキャンプ:1,000Wh以上で安心
充電台数も使う家電も増えます。冷蔵庫を一晩稼働させたり、朝にケトルでお湯を沸かしたりするなら1,000Wh以上がおすすめですよ。連泊でも余裕があります。
キャンプにおすすめのポータブル電源5選
1. BLUETTI EB3A|ソロキャンプの定番コンパクトモデル
| スペック | 詳細 |
|---|---|
| 容量 | 268Wh |
| 定格出力 | 600W(瞬間最大1,200W) |
| 重量 | 約4.6kg |
| バッテリー | リン酸鉄リチウムイオン |
| 充電時間 | AC充電:約1.5時間 |
| 出力ポート | AC×2、USB-A×2、USB-C×1、DC×2 |
| 特徴 | UPS機能、アプリ遠隔操作、LEDライト搭載 |
4.6kgは本当に軽いです。リュックのサイドポケットに入るサイズ感で、ソロキャンプの荷物を増やしたくない人にはこれ一択に近いですね。268Whでスマホ約15回分の充電が可能。電力リフト機能でちょっとした高出力家電にも対応します。
惜しいポイント: 268Whは扇風機を夜通し使うには少し不安な容量。夏の暑い夜に扇風機を朝まで回したいなら、翌朝には残量が気になってきます。
2. Jackery ポータブル電源 600 Plus|デュオキャンプに最適なバランス型
| スペック | 詳細 |
|---|---|
| 容量 | 632Wh |
| 定格出力 | 800W(瞬間最大1,600W) |
| 重量 | 約7.3kg |
| バッテリー | リン酸鉄リチウムイオン |
| 充電時間 | AC充電:約60分 |
| 出力ポート | AC×2、USB-A×1、USB-C×2、シガーソケット×1 |
| 特徴 | 10年長寿命、UPS機能、アプリ遠隔操作 |
632Whというのが絶妙なサイズ感です。デュオで1泊なら余裕があって、2泊でもソーラーパネルと組み合わせれば対応できます。AC充電が約60分で完了するので、出発の朝に充電し忘れても取り返しがつきますよ。毎日使っても約10年持つリン酸鉄バッテリーは長い目で見てコスパがいいですね。
惜しいポイント: USB-Aポートが1つしかない。2人でスマホとカメラを同時に充電したいときに少し不便。
3. EcoFlow RIVER 2 Pro|高出力でキャンプ料理も楽しめる
| スペック | 詳細 |
|---|---|
| 容量 | 768Wh |
| 定格出力 | 800W(瞬間最大1,600W) |
| 重量 | 約7.8kg |
| バッテリー | リン酸鉄リチウムイオン |
| 充電時間 | AC充電:約70分 |
| 出力ポート | AC×4、USB-A×3、USB-C×1、シガーソケット×1 |
| 特徴 | X-Boost機能で最大1,000Wの家電も使用可能、アプリ操作対応 |
X-Boost技術で定格を超える家電を動かせるのが面白い機能です。電子レンジやドライヤーなど消費電力が大きめの家電も、電圧を調整して使えます。ACポートが4つあるので、複数の家電を同時接続できますよ。デュオからファミリー向けまで対応できる汎用性の高いモデルです。
惜しいポイント: 7.8kgと同クラスの中ではやや重め。電車でキャンプに行く場合は少し負担になりますね。
4. Anker Solix C1000 Gen 2|世界最小クラスの大容量モデル
| スペック | 詳細 |
|---|---|
| 容量 | 1,024Wh |
| 定格出力 | 1,550W |
| 重量 | 約11.0kg |
| バッテリー | リン酸鉄リチウムイオン |
| 充電時間 | AC充電:約54分 |
| 出力ポート | AC×4、USB-A×2、USB-C×2、シガーソケット×1 |
| 特徴 | 世界最小クラス、静音設計、UPS機能、アプリ操作 |
1,000Whクラスでこのサイズに収めているのが地味にすごいです。前モデルから約12%軽量化されて11kgになりました。54分でフル充電できる速さは、出発当日に慌てて充電するときに助かりますよ。ファミリーキャンプで炊飯器・電気毛布・スマホ充電を同時に回しても余裕なパワーです。
惜しいポイント: 拡張バッテリーには非対応。将来的に容量を増やしたい場合は別モデルを検討する必要があります。
5. Jackery ポータブル電源 1000 New|大容量の決定版
| スペック | 詳細 |
|---|---|
| 容量 | 1,070Wh |
| 定格出力 | 1,500W(瞬間最大3,000W) |
| 重量 | 約10.8kg |
| バッテリー | リン酸鉄リチウムイオン |
| 充電時間 | AC充電:約60分 |
| 出力ポート | AC×3、USB-A×2、USB-C×2、シガーソケット×1 |
| 特徴 | 業界トップの軽さ、10年長寿命、UPS機能 |
60万人以上が選んだシリーズの最新版です。1,070Whに対して10.8kgという軽さは、同クラスで一番軽い部類ですね。定格出力1,500Wで電気ケトルもコーヒーメーカーも動かせます。4,000回のサイクル寿命なので、毎週キャンプに持って行っても10年以上持ちますよ。
惜しいポイント: 拡張バッテリーに対応していません。大容量化を検討するなら最初から上位モデルを選んだほうが後悔しないです。
選ぶときにチェックすべき3つのポイント
定格出力が使いたい家電に合っているか
電気ケトルや電子レンジを使いたいなら定格出力1,000W以上のモデルを選んでください。消費電力が定格出力を超えると家電が動かせません。スペック表の「W数」は必ず確認しましょう。
バッテリーはリン酸鉄かどうか
キャンプ向けのポータブル電源はリン酸鉄リチウムイオンバッテリーが主流です。安全性が高く、充放電サイクルが3,000回以上と長寿命ですよ。今回紹介した5機種はすべてリン酸鉄です。
急速充電に対応しているか
出発前に充電し忘れても1時間以内にフル充電できるモデルなら、朝あわてることがありません。今回のラインナップは全機種60〜90分でフル充電できますよ。
よくある質問
キャンプにポータブル電源は本当に必要なの?
必須ではないですが、あると快適さが段違いです。特に夏の扇風機と冬の電気毛布は、これがあるかないかで睡眠の質がかなり変わりますよ。電源サイトに縛られなくなる自由度も大きいですね。
ソーラーパネルと一緒に買うべき?
連泊するなら、あったほうがいいです。日中にある程度の充電を回復できるので、残量を気にしながら過ごさなくて済みます。各メーカーが純正ソーラーパネルを販売していますよ。
冬キャンプで電気毛布は一晩使えるの?
電気毛布の消費電力は「強」で約60〜80W、「弱」で約20〜40Wです。600Whなら「弱」で一晩(約8時間)使えます。1,000Whなら「強」でも余裕がありますよ。
飛行機に持ち込めるの?
今回紹介したモデルはすべて100Whを超えるため、飛行機への持ち込みはできません。車でのキャンプを前提に選んでください。
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