インテリア

一人暮らし・6畳でも置けるスタンディングデスク3選|コンパクトモデルの選び方

6畳の寝室兼作業部屋に、幅120cmの昇降デスクを入れたときの話です。壁との隙間がギリギリ3cm。椅子を引くと後ろのベッドに当たる。正直「失敗したかな」と最初は思いました。

僕は在宅勤務3年目のIT企業勤務、30代です。デスク環境には気付いたら12万円以上つぎ込んでいて、そのうちの昇降デスクだけで4万円くらい。一人暮らしの頃から今の部屋まで、ずっと狭いスペースで試行錯誤してきました。

3年在宅勤務をやってみて、6畳前後の部屋の答えは3つしかないと思っています。「壁際に幅120cmを押し込む」「幅80cm前後のコンパクトモデル」「今の机に乗せる卓上タイプ」。以下、候補調査で絞った3機種と、実際に置いたときの感覚を共有します。

一人暮らし・狭い部屋での選び方(候補調査フェーズ)

天板サイズは幅100cm以下を基準にするか、壁際前提で120cmを狙うか

6畳ワンルームに幅120cmを真ん中置きすると、完全に部屋が死にます。僕が最初にやったのはこのパターン。ベッドとデスクの間が通路50cmしかなくて、毎回カニ歩きでした。ノートPCと書類くらいの作業なら、幅80〜100cm × 奥行50cmで十分回せます。

部屋の広さ現実的な天板サイズ
6畳以下幅80〜100cm × 奥行50cm
8畳幅100〜120cm × 奥行60cm
10畳以上幅120cm以上 × 奥行60cm

奥行は50cmだとノートPC+外付けキーボードでギリギリ。外付けモニターを置くなら60cm欲しいところです。ここは部屋の広さと作業内容のトレードオフ。

卓上タイプという選択肢

「新しいデスクを買う場所がない」というのが一番多い悩みだと思います。今の机に乗せるだけの卓上タイプなら、デスク本体の買い替えは不要。お金も置き場所もハードルが下がります。ガス圧式でレバーを引くだけでスッと高さが変わるモデルが主流ですね。ただ、乗せる分だけ作業スペースは狭くなります。

電動 vs 手動 vs ガス圧式

タイプメリットデメリット
電動ボタン一つで昇降、メモリー機能あり価格が高め、電源が必要
手動(クランク)安い、電源不要毎回ハンドル回すのが面倒
ガス圧式軽い力でスムーズ、卓上タイプに多い微調整が難しい

一人暮らしでテレワーク用なら電動一択です。手動クランクは僕も最初候補に入れましたが、レビューを読み漁った結論は「3日で回さなくなる」。実際、会社の同僚で手動を買った人が半年後には固定運用になっていました。数千円の差で電動が買える今、手動を選ぶ理由がほぼない。

キャスター付きで逃がす手もある

狭い部屋ほど、デスクの置き場所を固定しない方が楽なケースがあります。キャスター付きなら日中は窓際、夜はベッド横に寄せる、みたいな使い方もできます。ただしキャスターは床への傷と、配線問題がついてきます。モニターを乗せたまま動かすなら、電源タップごと動くレイアウトにしておかないと毎回ケーブルを抜き差しすることに。ロック付きを選んでください。

6畳でも置けるコンパクトスタンディングデスク3選(実使用フェーズ)

1. FlexiSpot 電動昇降デスク E9

項目スペック
価格帯約39,900円
天板サイズ幅120 × 奥行60cm(天板一体型)
昇降範囲73〜123cm
耐荷重50kg
モーターシングルモーター
機能メモリー3つ・衝突検知

僕がメインで使っている1台です。天板と脚がセットになっていて、組立はプラスドライバー1本で1時間くらい。昇降速度はゆっくりめですが、待つほどでもない。立ちと座りの切り替えは、朝9時にメモリー1を押してから会議まで立ちっぱなし、という使い方で完全にルーティン化しています。

惜しいのは天板幅120cm。これが6畳だと本当にギリギリです。僕は壁際に押し付けて使っていて、壁との隙間は片側3cm、もう片側が5cmくらい。奥行60cmあるので、背後のベッドまで動線が60cm切ると圧迫感が出ます。8畳あればベストという感覚は今でも変わりません。

1位

FlexiSpot 電動昇降デスク E9

約39,900円

天板サイズ 幅120×奥行60cm
昇降範囲 73〜123cm
耐荷重 50kg
機能 メモリー3つ・衝突検知

Good

  • ・天板一体型で組立が簡単
  • ・メモリー3つでワンタッチ昇降
  • ・約39,900円とFlexiSpotの中では手頃

Bad

  • ・幅120cmで6畳にはやや大きい
  • ・シングルモーターで昇降がやや遅い

2. 山善 電動昇降デスク AED-1260

項目スペック
価格帯約26,800円
天板サイズ幅120 × 奥行60cm(天板一体型)
昇降範囲71〜116cm
耐荷重60kg
モーターシングルモーター
機能メモリー3つ・USB・衝突検知

3万円以下でメモリー・USB・衝突検知が全部入り。はじめての電動昇降デスクとしては最有力です。天板一体型なので組立も楽。友人が在宅勤務を始めるタイミングで僕がすすめたのがこれで、「迷う時間がもったいなかった」とあとで言われました。

惜しいのは、昇降範囲の上限が116cmなこと。僕は身長176cmで、立ちポジションが115cm前後なのでギリギリ間に合いますが、180cm超の人だと肘の角度が合わない場合があります。背が高い人は先に肘の高さを測ってから判断した方がいい。幅120cmなので、こちらも6畳だと壁際設置が前提ですね。

2位

山善 電動昇降デスク AED-1260

約26,800円

天板サイズ 幅120×奥行60cm
昇降範囲 71〜116cm
耐荷重 60kg
機能 メモリー3つ・USB・衝突検知

Good

  • ・26,800円の圧倒的コスパ
  • ・USB-A/Cポート付き
  • ・天板一体型で組立が楽

Bad

  • ・メモリーが3つまで(4段階使い分けは不可)
  • ・昇降範囲71〜116cmで身長180cm超だと上限がつらい

3. サンワダイレクト 卓上スタンディングデスク 100-MR139BK

項目スペック
価格帯約13,000円
天板サイズ幅79.5 × 奥行54cm
昇降方式ガス圧式
昇降範囲12〜40cm(卓上からの高さ)
耐荷重15kg
重量約10kg

今の机に乗せるだけで立ち作業ができるタイプです。デスクの買い替えをしたくない、でもスタンディングだけは試したい、という人に合います。ガス圧式なのでレバーを引くと滑らかに上がります。使わないときは一番低くしておけば、見た目は普通の机とほぼ変わりません。

僕が在宅勤務を始めた最初の半年はこのタイプを使っていました。幅79.5cmはノートPC+マウスで使う分には十分。ただ耐荷重15kgで、外付け27インチモニター(約6kg)+ノートPC(約1.5kg)+スピーカーを乗せると、昇降時に軋む音が少し気になりました。モニター1枚までが安心ラインです。耐荷重の余裕は、カタログ値の70%くらいで見るのが現実的ですね。

3位

サンワダイレクト 卓上スタンディングデスク 100-MR139BK

約13,000円

天板サイズ 幅79.5×奥行54cm
昇降方式 ガス圧式
昇降範囲 12〜40cm(卓上から)
耐荷重 15kg

Good

  • ・今の机に乗せるだけで使える
  • ・ガス圧式でスムーズに昇降
  • ・約13,000円と手軽な価格

Bad

  • ・耐荷重15kgで外付けモニター+PCは厳しい
  • ・ガス圧のため高さの微調整がやや難しい

6畳ワンルームのレイアウト例(実配置の感覚)

壁際設置(定番パターン)

僕が今やっているのがこれです。長い方の壁にデスクをべた付け。奥行60cmのデスクで壁から60cm張り出します。背後にベッドがある場合、ベッドまでの距離が80cmあれば椅子を引いてもぶつかりません。60cmだとキャスターチェアが当たります。ここはメジャーで測ってから決めた方がいい。壁際のコンセントが近ければ、配線モールで隠しやすいのも地味にメリット。

窓際設置(気分転換向き)

窓に向かって置くと、立ち作業中に外が見えて頭が切り替わります。僕も一時期やっていました。ただ西向きの窓だと午後2時以降モニターが反射して画面が見えなくなります。遮光カーテンかブラインド必須。あと夏は直射日光でノートPCの筐体が熱くなるので、カーテンなしで使うなら東or北向きが無難です。

どちらの配置でも、キャスター付きの椅子を使うなら背後に80cm以上のスペースが欲しいです。50〜60cmだと毎回かがんで椅子を引くことになって、これが地味にストレス。

よくある質問

6畳に幅120cmの電動昇降デスクって正直デカすぎない? デカいです。僕も置いた日は「やりすぎた」と思いました。ただ壁際に押し付けて1週間使うと慣れます。慣れるというか、作業スペースの広さに助けられて結局手放せなくなる感じ。どうしても不安なら卓上タイプのサンワダイレクトから始めるのが無難です。今の机が使い回せるので、合わなかったときのダメージが軽い。

卓上タイプと電動タイプ、どっちが長く使える? 長期運用なら電動の方が満足度が上です。卓上タイプはあくまで「今の机にアタッチメント」なので、ベースの机がぐらつく・傾く・奥行が足りないと結局ストレス源になります。僕も半年使って電動に乗り換えました。ただ最初の1台として電動に4万円出す踏ん切りがつかない人には、1万円台の卓上から試すのは全然アリです。

ぶっちゃけ手動クランク式でもいいんじゃない?安いし 3日で飽きます。これは僕の予想ではなく、手動を買った同僚が半年後に固定運用になっていた実話です。毎回グルグル回して高さを合わせるのが、立ち座り切り替えの心理的ハードルになる。メモリー機能がないから高さの再現も毎回微妙にズレます。数千円の差なら電動。ここはケチらない方がいい。


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