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テスラ モデル3とモデルYどっち?価格・サイズで比較【2026】

テスラを買うと決めてから、いちばん長く迷ったのがModel 3とModel Yのどちらにするかでした。価格差は思ったより小さいのに、乗り味も積める荷物もまるで違う。試乗しても「どっちもいい」で終わってしまって、決め手が見つからなかったんです。

結局の決め手になったのは、意外にもスペックではなく駐車場でした。都内に住んでいた頃のマンションは機械式で全幅1,850mmまで。あの駐車場のままだったら、Model Yは物理的に入りませんでした。栃木の一軒家に移って屋根付きの平置きが使えるようになったから、Model Y(ジュニパー)を選べた、というのが正直なところです。

この記事では、2026年7月時点の日本仕様をもとに、Model 3とModel Yの価格・航続距離・サイズ・荷室を比較して、どんな人がどちらを選ぶべきかを整理します。カタログには載っていない「日本の駐車場に入るか」という条件も含めて、実オーナー目線で書きます。

結論:迷ったらこの3行で決まります

先に結論からいきます。

こんな人おすすめ理由
一人・二人暮らし、通勤メイン、機械式駐車場Model 3全幅・全高が小さく駐車場を選ばない。航続距離も長い
子どもがいる、荷物が多い、アウトドア・車中泊Model Y荷室2,138Lとハッチバック開口。後席を倒せばフラット
3列目・6人乗りが必要Model Y L3列シートが必要なら選択肢はこれだけ

ざっくり言えば、**Model 3は「効率と取り回しのセダン」、Model Yは「積載と車中泊のSUV」**です。補助金後の価格差は約27万円しかないので、値段で決めるというより、駐車場と使い方で決まります。

順番に中身を見ていきます。

価格:補助金を引くと差は約27万円

まず2026年7月時点の日本価格(税込)です。国のCEV補助金はModel 3もModel Yも同じ127万円なので、補助金後の実質価格でそのまま比較できます。

モデルグレード車両価格補助金後(国127万円)
Model 3RWD531.3万円約404万円
Model 3ロングレンジAWD621.9万円約495万円
Model 3パフォーマンス725.9万円約599万円
Model YPremium RWD558.7万円約432万円
Model YPremium ロングレンジAWD647.6万円約521万円
Model Y L6人乗り749.0万円約622万円

エントリーグレード同士だと差は27.4万円、ロングレンジ同士でも25.7万円。SUVとセダンの価格差としてはかなり小さい部類です。東京都在住ならここに都のZEV補助金が上乗せされますが、これも車種で変わらないので差額は動きません(金額の詳細はテスラ補助金2026|東京都+国で合計いくらにまとめています)。

つまり「安いほうを選ぶ」という理由でModel 3にするのは、あまり合理的ではありません。月々の支払いに換算すれば数千円の差です。それより下の項目のほうが、買ったあとの満足度をはるかに左右します。

サイズと駐車場:ここが最大の分かれ目

日本で乗るうえで、いちばん現実的な判断材料がこれです。

項目Model 3Model YModel Y L
全長4,720mm4,800mm4,980mm
全幅1,850mm1,920mm1,920mm
全高1,441mm1,625mm1,670mm

数字だけ見ると全幅70mm・全高184mmの差ですが、この差が日本では決定的に効きます。

一般的な機械式立体駐車場の制限は、全幅1,850mm・全高1,550mm・全長5,000mm・重量2,000kg前後という設定が多いためです。

  • Model 3:全高1,441mmは標準枠に収まります。全幅1,850mmは制限とちょうど同じで、実際にはミラーを畳んで入れる運用になることが多いです
  • Model Y:全幅1,920mmで多くの機械式は幅の時点でアウト。全高1,625mmもハイルーフ枠(1,550mm超)が必要になります

マンションや月極で機械式を使う予定なら、Model Yは「そもそも停められない」可能性があると考えて先に確認してください。逆に平置き・自宅の屋根付きガレージなら、Model Yの全幅1,920mmが問題になる場面はほぼありません。狭い立体駐車場や古い商業施設では気を使いますが、都市部の新しい駐車場は幅2,050mm前後が主流です。

機械式駐車場の制限値は設備ごとに違います。契約前に必ず管理会社に「全幅・全高・全長・重量」の4つを確認してください。特に重量制限はEVで引っかかりやすい項目です。

航続距離:意外にもModel 3の圧勝

SUVよりセダンのほうが空気抵抗が小さいぶん、航続距離はModel 3が有利です。

モデル・グレードWLTC航続距離0-100km/h
Model 3 RWD594km6.1秒
Model 3 ロングレンジAWD766km4.4秒
Model 3 パフォーマンス647km3.1秒
Model Y Premium RWD547km5.9秒
Model Y Premium ロングレンジAWD682km4.8秒
Model Y L788km5.0秒

ロングレンジ同士で766km対682km、84kmの差。RWD同士でも47km違います。長距離を走る人ほどModel 3の効率が効いてきて、同じ距離を走るときの充電回数と電気代が変わります。

一方で、実際に乗っていると547kmでも普段使いで困る場面はほとんどありません。自宅充電が使えるなら、朝は毎日ほぼ満充電から出発できるからです(自宅の充電環境は自宅200Vコンセントの設置費用と手順に書きました)。自宅充電できる人は航続差をそこまで気にしなくていい、自宅充電できない人はModel 3のほうが楽、という整理が実感に近いです。

荷室と車中泊:Model Yが圧倒的

積載はSUVのModel Yが明確に上です。

項目Model 3Model Y
荷室容量(後席使用時)594L854L
後席を倒した最大約1,000L弱2,138L
開口部トランク(セダン型)ハッチバック(大開口)

数字以上に違うのが開口部の形です。Model 3はセダンなので、トランクの開口が狭く、背の高いものや長いものが入りません。Model Yはリアゲートが大きく開いて床までフラットに繋がるので、ベビーカー・自転車・キャンプ道具のような「かさばるもの」の扱いやすさが段違いです。

そして決定的なのが車中泊。Model Yは後席を倒すとほぼフルフラットになり、キャンプモードと組み合わせれば普通に一晩過ごせます。Model 3はトランクと客室が壁で分断される構造なので、車中泊には向きません。車中泊を少しでも考えているなら、この時点でModel Y一択です(実際の使い勝手はテスラ キャンプモードの使い方キャンプモードは何時間持つかにまとめています)。

走りと乗り心地:キレのModel 3、余裕のModel Y

どちらもモーターの出だしは十分すぎるほど速いので、速さで選ぶ意味はあまりありません。違うのは性格です。

  • Model 3:全高1,441mmと低重心で、カーブでの姿勢が安定していて気持ちいい。スポーティに感じるのはこちら
  • Model Y:着座位置が高く見晴らしがよく、乗り降りがラク。段差の突き上げはやや大きめだが、視界の良さは日常で効く

小さい子どもを乗せる、親を乗せる、といった用途だと、乗り降りのしやすさでModel Yを選ぶ人がかなり多い印象です。逆に運転そのものを楽しみたい人はModel 3の低さが効きます。

維持費:差は小さいが、タイヤはModel Yが重い

税金・保険・車検の考え方はどちらもほぼ同じです。EVなので自動車税は年25,000円、重量税も初回車検まで免税。任意保険の型式料率クラスも両車で大きくは変わりません。

明確に差が出るのはタイヤです。Model Yのほうが車重が重く、サイズも大きいぶん、交換1回あたりの負担が上がります。年間の走行距離が多い人ほどここが効いてくるので、維持費まで含めて比べたい人はテスラの維持費は年間いくら?税金・保険・タイヤの全内訳も合わせて読んでみてください。年15〜25万円の内訳を実額で出しています。

用途別:あなたはどっちを買うべきか

ここまでを踏まえて、タイプ別に整理します。

Model 3を選ぶべき人

  • 機械式・立体駐車場を使う(全幅1,850mm/全高1,550mm制限)
  • 一人暮らし・二人暮らしで、後席をあまり使わない
  • 長距離移動が多く、航続距離と電費を優先したい
  • 自宅充電ができず、1回の充電で長く走りたい
  • 運転の気持ちよさ、低重心のハンドリングを重視する

Model Yを選ぶべき人

  • 子どもがいる、チャイルドシートを積む
  • ベビーカー・自転車・ゴルフバッグなどかさばる荷物を積む
  • 車中泊やキャンプ、犬とのお出かけをしたい
  • 平置き駐車場・自宅ガレージがある
  • 乗り降りのしやすさ、視界の高さを重視する

Model Y Lを検討すべき人

  • 3列目シートが必要(6人乗り)
  • 大人数で移動する機会が定期的にある

3列目が必要かどうかで迷っている人は、Model YとModel Y Lはどっちを買うべきかで家族構成別に整理しています。価格差181万円をどう見るかの判断材料になるはずです。

実質負担で考えると、答えが変わることもある

Model 3とModel Yの価格差は約27万円。この金額だけ見ると「じゃあ安いModel 3で」と思いがちですが、実質負担で考えると差はさらに小さくなります

購入時には国と東京都の補助金で最大257万円が戻るケースがあり、そこに今乗っている車の売却額が乗ります。ここで損をしやすいのが下取りです。ディーラーの下取り額は相場より低めに出ることが多く、複数社の査定を比べると数十万円変わることも珍しくありません。27万円の車種間差より、下取りで発生する差額のほうが大きい、というのは十分あり得る話です。

「Model 3とModel Y、27万円の差で妥協するかどうか」で悩む前に、今の車がいくらで売れるのかを先に確認したほうが、判断はずっとラクになります。

よくある質問

テスラのモデル3とモデルY、どっちが安い?

Model 3のほうが安く、エントリーグレード同士で27.4万円の差です(531.3万円と558.7万円)。補助金は両車とも国127万円で同額なので、補助金後の差も約27万円のまま変わりません。

モデル3とモデルY、補助金の額は違う?

同じです。国のCEV補助金はModel 3・Model Yともに127万円。東京都のZEV補助金も車種で変わらないため、補助金を理由にどちらかを選ぶ必要はありません。

モデルYは機械式の立体駐車場に入る?

多くの機械式駐車場は全幅1,850mm・全高1,550mm前後が上限のため、全幅1,920mm・全高1,625mmのModel Yは入らないケースが多いです。Model 3は全高1,441mmで収まりますが、全幅は1,850mmちょうどなので余裕はありません。契約前に管理会社へ全幅・全高・全長・重量の4項目を確認してください。

航続距離が長いのはどっち?

Model 3です。ロングレンジAWD同士で766km対682km、RWD同士で594km対547km。セダンのほうが空気抵抗が小さいぶん、電費でも有利です。

車中泊できるのはどっち?

Model Yです。後席を倒すとほぼフラットになり、キャンプモードと組み合わせて一晩過ごせます。Model 3はセダン構造でトランクと客室が分かれているため、車中泊には向きません。

家族4人ならどっち?

荷物の量で決まります。日常の送り迎えが中心ならModel 3でも足りますが、ベビーカーや旅行の荷物を積むならModel Yのほうがストレスがありません。チャイルドシートを使う年齢なら、後席の広さと乗せ降ろしのしやすさでModel Yが有利です。

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参考・出典(2026年7月時点)

  • Tesla Japan 公式サイト(Model 3 / Model Y の価格・スペック)
  • EV充電エネチェンジ「テスラ モデル3 航続距離・価格・グレード比較まとめ」
  • 一般社団法人 次世代自動車振興センター(CEV補助金交付額)
  • 国土交通省「自動車関係税制について」

価格・航続距離・補助金額は改定される場合があります。購入前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。駐車場の制限値は設備ごとに異なるため、管理会社への確認をお願いします。

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