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エルゴヒューマン vs FlexiSpot|ワークチェア、値段が2倍以上違うけど差はある?

エルゴヒューマン vs FlexiSpot|ワークチェア、値段が2倍以上違うけど差はある?
Photo by kevin120415 on Pixabay

エルゴヒューマン プロ2が約12万円、FlexiSpot C7 Proが約5万円。2倍以上の価格差ってなんなのか。僕も在宅勤務3年目に突入するタイミングで、本気で悩みました。

在宅勤務に切り替えた最初の1年は、ニトリの1.5万円のチェアで粘ってました。ただ、身長176cmでデスクワーク1日8〜10時間という使い方だと、半年で座面が明確にヘタる。腰が夕方ごろから重くなって、気づけば整骨院に月1で通っていました。これはチェアにちゃんと投資しないとダメだな、と。

そこで候補に挙がったのがエルゴヒューマン プロ2と FlexiSpot C7 Pro。僕は関東のビックカメラとヨドバシでエルゴヒューマン プロ2を30分以上座り込み、その後ネットで FlexiSpot C7 Pro も取り寄せて2週間試しました。結論を先に言うと、価格差ぶんの違いは確実にあります。ただ、その差に12万円を出す価値があるかは、1日何時間座るかで変わります。

エルゴヒューマンとは?(候補調査フェーズの印象)

エルゴヒューマン(Ergohuman)は、台湾のComfort Seating社がつくるエルゴノミクスチェアです。日本では関家具が正規代理店として販売していて、家電量販店のオフィスチェアコーナーに必ずといっていいほど置いてあります。

僕が店舗で最初に触ったとき、いちばん驚いたのは独立式ランバーサポートの「追従感」。座り直したり前傾したりしても、腰の支えが勝手についてくるんですよ。ニトリのチェアから乗り換えを検討していた身には、これは別世界でした。2023年にフルモデルチェンジして、現行モデルは「エルゴヒューマン2」シリーズ。旧プロの中古も見ましたが、メッシュの張り替えコストを考えて新型に絞りました。

FlexiSpotとは?(候補調査フェーズの印象)

FlexiSpot(フレキシスポット)は、電動昇降デスクで有名なブランドです。僕自身、デスクはFlexiSpot E7を3年使っていて、壊れたことは一度もない。その信頼感もあってC7 Proを候補に入れました。

C7シリーズはスタンダードな「C7」、フルメッシュの「C7 Air」、オットマン付きの「C7 Pro」の3種類。ネットで実物を見たときの印象は「この価格でここまで調整機構つけるの?」という驚きでした。ただ、店舗で座れる場所がほぼなくて、ネット購入に踏み切るしかなかったのが唯一のハードルです。

スペック比較表

エルゴヒューマン プロ2 vs FlexiSpot C7 Pro 主要スペック比較
商品 価格帯リクライニングランバーサポートオットマン 購入
エルゴヒューマン プロ2 ハイタイプ
約110,000〜132,000円
約110,000〜132,000円最大141度・4段階固定独立式・高さ調節可なし(別モデルに内蔵)
FlexiSpot C7 Pro
約49,800〜59,800円
約49,800〜59,800円最大128度・無段階固定独立式付属

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項目エルゴヒューマン プロ2 ハイタイプFlexiSpot C7 Pro
型番EHP2-HAM-BF-BKC7 Pro
価格帯(税込)約110,000〜132,000円約49,800〜59,800円
サイズ(幅×奥行×高さ)700×665×1,150〜1,315mm675×715×1,155〜1,280mm
座面高455〜540mm465〜525mm
重量約28kg約22.4kg
耐荷重約120kg136kg
座面素材エラストメリックメッシュメッシュ
リクライニング最大141度・4段階固定最大128度・無段階固定
前傾チルトありあり
ランバーサポート独立式・高さ調節可独立式
ヘッドレスト高さ・角度調節可2D調節
アームレスト4Dアジャスタブル360度回転・4D調節
オットマンなし(別モデルに内蔵)付属
保証期間JOIFAガイドライン準拠3年

エルゴヒューマン プロ2 ハイタイプ スペック詳細

項目詳細
製品名エルゴヒューマン プロ2 ハイタイプ
型番EHP2-HAM-BF-BK
メーカー関家具(Comfort Seating社製)
フレームアルミポリッシュ
メッシュカラーブラック・ホワイト・レッド・ブルー・グリーン
フレームカラーブラック・グレー
主な機能独立式ランバーサポート、前傾チルト、4段階リクライニング、メモリーロッキング

FlexiSpot C7 Pro スペック詳細

項目詳細
製品名FlexiSpot C7 Pro
型番C7 Pro
メーカーFlexiSpot Japan
フレーム樹脂+金属
カラーブラック・グレー
主な機能独立型ランバーサポート、前傾チルト、シンクロロッキング、オットマン内蔵

座り心地・調整機能の違い(2週間使い比べた感想)

ランバーサポート(腰の効き)

両者とも独立式ランバーサポートです。でも、効き方はだいぶ違います。

エルゴヒューマン プロ2のランバーは、ほんとうに「追従してくる」感覚。座面に深く腰掛けたときと、少し前のめりでキーボードを叩いているときで、腰に当たる力が自動で変わります。僕が店舗で30分座り込んだときも、意識しないのに腰が支えられている。ここが12万円の正体だな、と納得しました。

FlexiSpot C7 Proのランバーも、この価格帯ではしっかり効きます。ただ、追従性ではエルゴヒューマンに一歩劣る。僕の体格(176cm・70kg)だと、高めに調整したときに「腰の一点だけぐっと押してくる」感じがあって、2時間超えたあたりから違和感が出ました。惜しいポイントはここ。

リクライニングと体の預け方

エルゴヒューマン プロ2は最大141度・4段階固定。ロッキングの硬さをノブで無段階に調節できます。昼休みに深く倒して目を閉じると、背中全体にメッシュが追従する感じで、仮眠の質が上がる。ここはさすが高級機。

FlexiSpot C7 Proは最大128度のシンクロロッキング。背もたれと座面が連動して倒れる方式で、無段階固定も可能です。普段の作業ならまったく困らない可動域ですが、「昼寝もチェアで完結させたい」派の僕としては、もう10度欲しかったのが正直なところ。

ヘッドレストと首への当たり方

ここは意外と見落とされがち。エルゴヒューマン プロ2のヘッドレストは高さと角度の両方を調整できて、後頭部ではなく首の後ろ(うなじ下あたり)にフィットする位置まで寄せられます。首が楽で、長時間リモート会議してても疲れにくい。

FlexiSpot C7 Proのヘッドレストは2D調節で、角度の自由度はエルゴヒューマンほどではありません。僕の骨格だと、頭をもたせかけた瞬間にちょっと前に押し出される感覚があって、ここは慣れが必要でした。

アームレスト

エルゴヒューマン プロ2は4D調節(高さ・角度・左右・前後)。FlexiSpot C7 Proは4D調節に加えて360度回転。アームレストの自由度だけ見ると、実はC7 Proのほうが上なんですよね。キーボードを手前に引いて打つときに、アームを斜めに振れるのは地味にありがたい。

価格差をどう見るか(僕が出した答え)

改めて整理すると、こんな感じ。

  • エルゴヒューマン プロ2 ハイタイプ: 約110,000〜132,000円
  • エルゴヒューマン プロ2 オットマン: 約140,000〜165,000円
  • FlexiSpot C7 Pro(オットマン付き): 約49,800〜59,800円
  • FlexiSpot C7(オットマンなし): 約39,800〜49,800円

僕はデスク環境に12万円以上投資してきましたが、そのうち半分以上がチェアに回っている計算です。最終的にエルゴヒューマン プロ2を選んだ理由は、1日8〜10時間座るから。単純計算で年2,000時間超なので、10年で2万時間。12万円を2万時間で割ると1時間6円です。整骨院代(月6,000円)が浮く方が効きます。

ただ、1日3〜4時間しか座らない人に12万円はさすがに過剰だと思います。そういう人にこそFlexiSpot C7 Proが刺さる。5万円で独立ランバーと前傾チルト、オットマンまで付いてくる。ニトリの1.5万円チェアから乗り換えるだけで、腰の疲労度はぜんぜん違うはず。

ちなみに、FlexiSpotの電動昇降デスクを使っている人なら、C7 Proは見た目もしっくりきます。僕のE7デスクとの相性は良さそうでした。

用途別、どっちを選ぶか

エルゴヒューマン プロ2が合う人

  • 1日8時間以上デスクワークする在宅ワーカー・エンジニア
  • 腰痛持ちで、ランバーの追従性に投資したい人
  • 10年使う前提で減価償却したい人
  • うなじまで預けて昼寝もしたい人

惜しいのは重量28kgでクソ重いこと。組み立て済みで買っても、部屋のレイアウトを変えるときは覚悟が要ります。

FlexiSpot C7 Proが合う人

  • 予算5〜6万円でエルゴノミクスチェアに踏み出したい人
  • 初めてのランバーサポート付きチェアで様子見したい人
  • オットマンで脚を伸ばしたい人
  • FlexiSpotの昇降デスクを使っている人

惜しいのは、店舗で試座できる場所がほぼないこと。ネット購入のギャンブル要素は残ります。あと、僕の体格だとランバーが1点に当たる感じがあったので、体格が小柄な人ほど合いやすい印象です。

結論:予算と使用時間で決める

予算10万円以上を出せて、1日8時間以上座るなら、エルゴヒューマン プロ2で後悔しないです。僕はこっちに落ち着きました。追従ランバーとヘッドレストの作り込みは、毎日の疲労度に効きます。

予算5〜6万円でまずは試したいなら、FlexiSpot C7 Proが現実解。ニトリや無印のチェアからの乗り換えなら、明らかにステップアップを感じられます。

どっちにしても、可能ならビックカメラやヨドバシで一度座ってみてください。僕も店舗で30分座ったからこそ決断できました。ネットの情報だけで12万円のチェアを買うのは、正直ハードルが高いです。

よくある質問

ぶっちゃけ、体が大きい人はどっち?

耐荷重はC7 Proが136kg、エルゴヒューマン プロ2が約120kg。数字だけ見るとC7 Proが余裕あります。ただ、座面の奥行きと背面のホールドはエルゴヒューマンのほうが大柄向けに作られている印象。176cm・70kgの僕でも、エルゴヒューマンのほうが「包まれる」感覚はありました。身長180cm超えの人は、できれば試座してからのほうが安心です。

C7 ProとC7無印、5,000円くらいしか変わらないけどProにすべき?

よく聞かれるけど、正直ここは予算次第でいいです。差は主にオットマン(フットレスト)と360度回転アームレスト。昼休みに脚を伸ばしたいならProですが、机の下に足を突っ込んで仕事するタイプの人はC7無印で十分。僕もデスク環境を変えた当初は「オットマンいる?」と思っていましたが、実際にあると昼寝の質が上がるので結局Pro推しです。

ハイタイプとオットマンタイプ、エルゴヒューマンはどっちが得?

価格差は約3万円。ハイタイプはヘッドレスト付きのスタンダード、オットマンタイプは座面下に収納式オットマンが入っています。僕はハイタイプにしました。理由は、オットマンを出すと結局背もたれを倒す必要があって、それならベッドで休んだほうが早いと判断したから。作業集中重視ならハイタイプで十分です。

組み立てって大変?

C7 Proは自分で組み立てる方式で、説明書を見ながら30〜40分くらい。僕は一人で組みましたが、座面パーツがそこそこ重いので、大きめの箱を開けるスペースは確保しておいたほうがいいです。エルゴヒューマン プロ2はAmazonなどで「メーカー組立済み完成品」を選べるので、届いたらすぐ座れます。12万円のチェアを自力で組むストレスを考えると、完成品一択でした。


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